このサイトは作家の故・佐々木丸美さん作品の復刊、布教運動を行っている“MFS”
(佐々木丸美作品復刊推進委員会)の活動をメインとした、ご家族公認のファンサイトです
           
 
 
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● 味戸ケイコさん、表紙描き下ろしへの思い ●
佐々木丸美作品といえば味戸ケイコさん、というくらいベストマッチしている、講談社版の単行本(と講談社文庫版「雪の断章」)の表紙。ですがこの味戸さんの絵は関係者によると、描き下ろしなのは(講談社)単行本「風花の里」のみで、あとはすべて「もともとあった味戸さんの絵をあてはめた」そうです。とても作品に合っていると思うので、これを聞いた時は驚いたものでした。(ちなみに「風花の里」の原画は、丸美さんが所持していました。現在もご家族が大切に保管されています)
味戸ケイコさんとは復刊活動を通じてやり取りさせていただくようになりましたが、とてもあたたかいお人柄でありながら凛とした方で、本当に素敵な方です。ずっと私たちの活動を応援して下さっていて、丸美さんが他界されたことをお知らせした時も、一緒に悲しんで下さいました。
「単行本の復刊は、必ず味戸さんの表紙で・・・!」そう希望していましたが、ブッキングさんのおかげで味戸ケイコさんはコミックスをのぞく全17作品の表紙を描き下ろして下さることになりました。
「今度こそ描き下ろしで丸美さんの表紙を飾りたい。ファンの皆さんに新しい表紙を届けたい。私も皆さんと同じ気持ちで、1作ずつ作品を読んで心をこめて描いていきます」
・・・味戸さんにいただいたお手紙にはそうつづられていて、もう胸がいっぱいでした。
ここまで来る道のりが楽なものではなかったこと、そしてこういう機会での復刊になってしまったこと、すべてご存知の上で、お忙しい中17作品の描き下ろしを決意して下さった味戸ケイコさんには、心から感謝しています。味戸さん、本当にありがとうございます(涙)。
こんな風にこの復刊はいろいろな方々のご協力、応援をいただき、全18作品の復刊が実現いたしました。復刊前からファンの方、復刊してからのファンの方、両方に楽しんでいただける復刊本となっているので、ぜひブッキングさん版、創元推理文庫版の両方をチェックしてみて下さいませ!




● 「北海道新聞(2007年2月9日(金)付 夕刊)」の味戸ケイコさんインタビュー記事 ●







    (2007年)2/9の道新さんに、味戸さんのインタビュー記事が掲載されました
   この記者さんは私とTETSUさんが2回取材を受けた方です。「今後も復刊を応援して
    いきたい」と言って下さっていたので、こういう形で記事にしていただけて嬉しかったです。





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